その昔、「マーガリン」よりも「バター」のほうが高級品だという???
そんなイメージがありましたが、果たして本当にそうなんでしょうか。
確かに、現代でも、たいてい「バター」のほうが「マーガリン」よりも値段が高いというのは当たっています。
それもそのはず、もともと主原料が違うからなんです。 |
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バター
主原料が牛乳。
牛乳に含まれる乳脂肪を濃縮して固めたもので、これが「バター」。
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「バター」は「塩を添加するか否か」と「乳酸菌による発酵を行うか否か」の2パターンで大きく分類されて
おり、現在日本では最終工程で1~2%の塩を添加した保存性が高い「非発酵の加塩バター」がもっとも
多く製造されています。
ちなみに、「バター」が最初に登場した頃は、たんに食用ではなく、薬品としても珍重されていました。
マーガリン
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主原料が大豆油、コーン油、などで、「バター」が不足した
ことから19世紀のころのフランスでバターの代用品として
発明されたものなんです。
こうしてみると、やはり「バター」のほうが高級…!?
・・・というイメージがありますが近年は、「マーガリン」の
加工技術も大いに向上し品質もかなりアップしています。
なお、原料が植物性油脂であることから、ダイエットや、
健康管理などに最適とする人もいるようです。 |
※最近のマーガリンは、種類も豊富で☆しかも、とても美味しくなってきてますからパンにつける際に、
使う量には注意が必要かもしれませんねぇ~。^^
◆まとめで~す◆
「バター」は牛乳、「マーガリン」は植物性油ということで主原料がまったく違います。 |
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