TOP>池と湖
こんなに大きいのに 池 なの???
な~んてビックリした経験はないですか・・!?
『これって、 湖 だよぉ~』 って思うような大きなものも池だったり。。。
『???』
『う~ん、わからなくなってきたぁ~~~ 』
では、池と湖とでは、ふたつに明確な区別はあるのでしょうか?
結論から申し上げると、この二つには明確な区別はハッキリしていないようです。 |
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ちなみに、鹿児島県には水深が56メートルもありながら、その名も「鰻池」という「池」が存在して
おりますし、観光名所としても名高い「尾瀬沼」も水深が8メートル以上ありながら!!
その名を「沼」だといいますからとっても驚きです。
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つまり固有名詞には純然たる区別がなく、判断基準にはならないようです。
一般的な区別を記すとすれば次のようになります。
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池
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人工的につくられた小型の水溜りを言いい、貯水池、農業用のため
池なども「池」に区別されます。
また、自然に土地が窪んだ場所に水が溜まった天然のものも「池」
と呼んでいる場合もあります。 |
湖沼などに溜まった水は、陸水と呼ばれますが、これは火山の噴火など地殻変動によって、まずは広くて
深い湖ができ、土砂や動食物の死骸などが推積して浅くなっていきます。
こうして池や沼へと変化してゆき、いずれは長い年月を経て陸地に戻っていきます。
湖
水深が5~10メートルくらいの湖沼のことを言います。
水深が5メートル程度で、水生植物が水底に生えるものは「沼」。
それと泥土が多いことも「沼」の特徴ですが、こちらにも澄みきった「沼」
という例外もありますので呼び名は地方によっても様々なようです。
なお、クロモ、フサモ、マツモ、などの植物が岸辺の浅瀬にしか生えない
湖心部(中央)に植物が生えないのが「湖」の条件にもなっています。
つまり!「湖」も「池」も「沼」も地球レベルでいうと同じようなものですので、
あまり区別までにはこだわらない方がよいかもしれません。 |
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◆まとめで~す◆
5メートル以下の水深を「池」と呼び、5メートル以上の水深を「湖」と呼んでいます。
しかし、呼び名には、数多くの例外もあるようです。 |
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