TOP>味噌汁とおみおつけ
やっぱり、白いご飯にあったかい味噌汁がたまりません。
日本の食事に欠かせない「味噌汁」。 その、ていねいな呼び方に「おみをつけ」があります。
なんと漢字にすると「御御御付」と「御」が3つも並びます。
これほどていねいに呼ばれる大げさな食べ物もないですが、たんに、
丁寧な呼び方ではないとする説もあるようです。
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味噌汁
かつおや昆布、煮干などでダシをとった中に味噌を溶き入れ、豆腐、大根、
油揚げなどの具財を入れたもので、和食のスープといったところです。
食事の箸やすめにもなります。 |
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おみおつけ
漢字にすると「御御御付」。
「御実御汁食」の場合、文字どおり「お汁」の上に「お実」がついた「汁食」ということになります。
つまり、汁の上にまで盛り上がるほどの多彩な具財が入っている汁食なんです。
山菜、海草など、イモ、大根、旬の野菜類、豊富な具財を入れ込んだものを「おみおつけ」と称し申しわけ
程度の豆腐やネギだけが浮かんだ汁は、「味噌汁」で「おみおつけ」と呼ばないという説もあり、1汁1菜
がっ基本の伝統的な和の食では一汁重要な栄養源でした。
ところが、最近はご飯の添え物として多彩なおかずで栄養源も十分ということから、洋食でいうところの
スープがわりとする「味噌汁」が一般的になりました。
現代で言えば、ごぼう、こんにゃく、豚肉、大根、などを豊富に入れ込んだ「けんちん汁」や「トン汁」など
が「おみおつけ」といったところでしょうか。
◆まとめで~す◆
「味噌汁」は和の食におけるスープがわり、「おおみおつけ」が豊富な具財を楽しむひとつのメニュー。 |
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